1983年の北アルプス縦走では、悪天のためついにピークを踏めなかった槍ヶ岳。
その後剣岳に熱を入れていたせいか、穂高連峰に足を運ぶまでに5年のブランクがありました。
そして1988年夏、日本の登山史上、様々な栄光と悲劇の舞台となった北鎌尾根からの登頂を試みたのです。旧ブログにも書きましたが、当時は岩山ばかり登っていた頃なので、ここにトレースを付けるには体力的にピークの今しかない、と岳友のS君を誘い出し2泊3日の山行を決行したのでした。
北鎌尾根へのアプローチについては、現在は大天井岳から貧乏沢を下り、北鎌沢~尾根へと登り返すルートがメイン・ルートとされているようですが、我々は古典的なルート、つまり七倉~高瀬ダム~湯俣のコースをひたすら歩きました。
山行3日目の朝、独標を越えますと、憧れの槍ヶ岳と対面です。
無事に登頂した後、正規ルートを降り、見上げた槍ヶ岳です。
まさしく岩の殿堂にふさわしい風格です。
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